那須川天心がボクシング界へ転向し、スーパーバンダム級による記念すべきビュー戦が2023年4月8日(土)に行われます。
そして、日本のスーパーバンダム級には怪物井上尚弥が君臨しています。
那須川天心が順当に勝ち進めば、この井上尚弥との対戦は必然的。果たして那須川天心と井上尚弥はどっちが強いのでしょうか?
格闘マニアの私が2人の強さを徹底比較し、勝敗予想を行ってみました!
那須川天心と井上尚弥はどっちが強い?
井上尚弥のボクシング戦績は24戦24勝中。対する那須川天心はキックボクシングで42戦42勝と共に無敗の男。
那須川天心がボクシングへ転向し挑む階級はスーパーバンダム級。
先々対戦が予想されるこの2人ですが、一体どっちの方が強いのでしょうか?
今は井上尚弥が強い
結論から言います。
今現在は100%井上尚弥選手が強いことは明白。
ボクシング経験が全く違います。井上尚弥選手の土俵であるボクシングで今の那須川天心が挑んでも勝ち目はないでしょう。
井上尚弥選手の戦績は・・・
- 第36代日本ライトフライ級王座(防衛0=返上)
- 第33代OPBF東洋太平洋ライトフライ級王座(防衛0=返上)
- WBC世界ライトフライ級王座(防衛1=返上)
- WBO世界スーパーフライ級王座(防衛7=返上)
- WBA世界バンタム級王座(防衛3=スーパー王座に認定)
- WBA世界バンタム級スーパー王座(防衛5=返上)
- IBF世界バンタム級王座(防衛6=返上)
- WBC世界バンタム級王座(防衛1=返上)
- WBO世界バンタム級王座(防衛0=スーパー王座に認定)
- WBO世界バンタム級スーパー王座 (防衛0=返上)
- リングマガジン世界バンタム級王座
- WBSSバンタム級第2シーズン優勝
ものすごい数のタイトルを獲得していますね。
また対戦相手からが口を揃えて言うのが
パンチ力が強すぎる
試合終了後、相手チームがボクシンググローブとバンテージを外して拳を見せろと言うほどです。
試合直後のリング上でナルバエス陣営がクレームをつけてきた。 「王者があんな倒れ方をするはずがない。グローブに鉛か何かを入れているんだろう。今すぐに確認させろ!」
引用:Yahoo!ニュース
この『井上尚弥の鉛事件』は大きなニュースになりましたね!
那須川天心が井上尚弥に勝つ可能性
現時点では井上尚弥さんにボクシングで勝利することは難しいかも知れませんが、この先、ずっとか?と言われるとそうではありません。
那須川天心選手の『スピード』や『目の良さ』は井上尚弥選手に匹敵する才能と技術を持っています。
キックボクシングで培った経験値が大きすぎるため、ボクシング特有の距離感に慣れるまで、またキックボクシングと大きく違うラウンド数の違いなどに慣れることにより、井上尚弥選手に近づくことは十分に可能と考えています。
話題性については十分であり、今後順等に勝ち進めば井上尚弥選手とぶつかる日がそう遠くないのかも知れませんね、
井上尚弥と那須川天心はいつ戦う?
井上尚弥と那須川天心が戦うとすればいつ頃になるのでしょうか?
実は井上尚弥選手は現役引退の時期を既に公表しているのです。
井上尚弥は35歳で現役を引退する
井上尚弥選手の現在の年齢は29歳(1993年4月10日生まれ)
そして井上尚弥選手は現役を35歳で退くと既に公言されています。
『井上尚弥vs那須川天心』が実現するとして、それは今から6年以内ということが判りますね!
那須川天心がチャンピオンベルト獲得に2年はかかる
那須川天心選手のボクシングデビュー戦は異例の優遇具合。
日本王者級の相手にリスキーな戦いに挑む那須川の試合以外にも、3大メインイベントとして、WBA・WBC世界ライトフライ級王者の寺地拳四朗の防衛戦(当初予定されていた3団体統一戦はWBO王者ジョナサン・ゴンサレスは肺炎のため中止となり、ランカーとの防衛戦に変更)や、井上尚弥の実弟・井上拓真のWBC世界バンタム級王者決定戦も行われる。
引用:https://www.sportingnews.com/jp/boxing/news/tenshin-nasukawa-boxing-debut-match-amazon-schedule/t7yurjnjg1sgef0yaybldhxo
那須川天心選手以外の試合カードは『WBA・WBC世界ライトフライ級王者の防衛戦』『井上尚弥の弟、井上拓真のWBC世界バンダム級王者決定戦』などが行われます。
にも関わらず、大会運営サイドは『那須川天心をメイン』のように扱っていましたね。
一般であれば、井上尚弥選手に挑戦となれば、世界チャンピオンとなりベルトを獲得後、やっと挑戦権が得られるようなもの。
普通であれば2〜3年の道のり。
しかし那須川天心選手に対する、VIP対応をみていると、ボクシング業界が仰天な動きを見せてくれるかも知れませんね!
プロボクシング転向デビュー戦記者会見の場で、「このカードはボクシングからの挑戦状」と表現した。相手となる与那覇勇気は、日本バンタム級4位。通常、天心クラスの大型新人の公式デビュー戦に選ばれるようなイージーな相手ではない。
引用:https://www.sportingnews.com/jp/boxing/news/tenshin-nasukawa-boxing-debut-match-amazon-schedule/t7yurjnjg1sgef0yaybldhxo
那須川天心選手の初戦相手は『与那覇勇気選手』
日本バンダム級4位の実力者といきなりの対決です。しっかり勝利していただき、井上尚弥選手との対戦を実現させていただきたいですね。
那須川天心vs井上尚弥はどっちが強いか格闘マニアが勝敗予想。スーパーバンダム級で激突|まとめ
那須川天心vs井上尚弥選手の勝敗予想を行ってきました。
今現在ではあれば、那須川天心選手は井上尚弥選手にボクシングでは勝利することは出来ないでしょう。
しかし那須川天心選手もボクシングでの経験を積めば、井上尚弥選手に匹敵する力を手にすることはできると予想しています。
井上尚弥選手は引退歳を発表していることもあり、残された6年間で那須川天心選手が無敗を継続し、無事世界チャンピオンとなり、『那須川天心vs武尊』が行われた『THE MATCH』に匹敵するスーパーイベントが開催されれば最高ですね!
まずは那須川天心選手のボクシングデビュー戦は確実に勝利していただきたいです。全力で応援しています!!
最後までお読みいただきありがとうございました。